すーぱーうるとらみらくるはっぴー

プロのミーハーの備忘録

手取り15万円の厳しさ

3年ぶりのブログ更新😂

人生山あり谷ありでとてもじゃないけど更新する気にもなれなかった😌

自らのブログのタイトルを否定する形になってしまって悲しいのだけど私は今、正直幸せといえる生活が出来ていない

新卒時の就職活動に失敗した私は、結局大学卒業後1年間、大学時代から働いていた小さなメディア系の会社でアルバイトを続けた

仕事自体は楽しかった

充実もある程度していたと思う

ただ私のなかにある「正社員になれなかった」という劣等感が拭えなかった

大学時代からずっと同じアルバイトを続け、変わらない生活をしている私

その間更新される友達のSNSのアイコンやTL

「この子はまた海外に遊びに行ったんだ」
「学生時代は持ってなかったブランドのバッグを持ってる」

そういうひとつひとつが私を焦らせた

別に自分も海外旅行に行きたいと思ったわけでもブランドのバッグが欲しかったわけでもない

無論友達のことを僻んでもいない

ただ、自分も「やろうと思えばそういうことができる」と言い切れる権利が欲しかった

迷った挙句、私は1年間のフリーター生活を終え、就職活動を始めた

新卒時は出版社などメディア系の企業ばかりを受けていた私だが、この時の就活ではよく言われる‘ 就活の軸’を変えた

フリーターを経て考えた‘就活の軸’
1#ノルマの無い仕事
2#年間休日120日以上
3#通勤時間が長すぎない
4#とりあえず事務職

この程度でも意外と求人は少なく、就活エージェントでは「この条件だと正社員型派遣か契約社員しかありません」等と言われた(これは後に大噓だと判明)

仕方ないので同条件でハローワークで求人を探すといくつかヒットした

ヒットしたうちの1つの求人に応募し、私は就活再開からわずか2週間、1社目に受けた会社に営業サポート事務で入社することとなった

興味もない分野の専門商社に入り、1週間が過ぎた辺りで「ああ、これは向いてないかもなあ」と思った

製品に興味が持てない上、年齢的に歳の近い人が少なく息苦しかった

それでも1社目だからと仕事をマスターすることだけに専念すると半年もする頃には、5年働いている事務の先輩と変わらないくらいには仕事をこなせるようになった

仕事ができるようになってくると、自分の賃金のことが気になり始めた

毎日残業を30分以上しても手取りが14万程度にしかならない

ここ数日‘手取り15万円’がバズっているがそれにも満たないのだ

事務職なんてそんなもんだと思われるかもしれないが、うちの会社は基本四大卒しか採用しておらず、必然的に事務職も全員四大卒だ

たった手取り14万円しか与えられないにも関わらず、こちらには大卒を求める

私は都内の私大を卒業したが、年間の授業料は約100万で4年で約400万だ

私が大学に受かったことを喜んだ祖母が幸い全額払ってくれたのだが(祖母には頭が上がらない)、もし自分に子供ができたとき私はこの給料で子どもを私立の大学に行かせることはできないだろう

一応うちの会社には微々たるボーナスもあるのだが、そのボーナスも業績に大幅に左右されてしまうためアテにならない

全く出なかったことも過去にはあるという

会社には大体8時半から18時半くらいまで滞在している

定時は9時から始業だが、謎の清掃の時間が朝にはあるので8:45までには出勤しなければならない

1日に大体10時間程会社にいて、うち1時間が休憩とすると9時間は働いている

月に働いてるのは大体20日程で1日9時間、手取りは14万円とすると私の手取り時給はわずか780円程なのだ

関東住みなのだが、これは高校生の時給以下だ

ちなみに額面の総支給は大体17万円でこれだと950円

実は正社員でも派遣の事務職と給料的には相違ないことが見えてくる

ちなみにアルバイト時代の時給は1,200円だったので、時給で見たら完敗だ

これでまた有給も取りづらく、冠婚葬祭、病気でしか休めないのだから話にならない

ここまで文章化して改めて思う

「私、マジでなんでこんな職場ではたらいてるんだろう😂」

私は結局、自分で海外旅行に行けるほどの金銭的余裕も休みも得られず、ブランドバッグを買う気にもなれない仕事についてしまったのだ

今すぐにでも転職したいぐらいだが、恐ろしいことにハローワークで求人を探した際、これよりもマシな求人はほぼなかったことが頭をよぎり、なんだかんだ入社から1年半が過ぎた

そして、私は今、公務員試験を受けている最中だ

結果はどうなるか不明だが、公務員になれば今よりもだいぶマシな生活を送れるのは言うまでもない

高校時代、公務員にだけはならないと心に決めていたのに、社会人になり公務員のホワイトさに気付いてしまった

公務員にならなくていいように、大学受験を頑張り、そこそこの知名度の大学に進学した結果がこれとは笑止……

人生は何が起こるかわからない